大学入学共通テストのゴタゴタで“超”安全志向の受験生 逆に早慶レベルが狙い目! 〈週刊朝日〉
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注目のコメント
余りにも下げると、授業で取り扱える内容のレベルもそれだけ下がります。
例えば「2020年には東京五輪での五輪景気は来ない。もし来ているなら、長野五輪があった1998年にも五輪景気が来ていただろうが、長野五輪があった1998年前後は消費税が3%から5%に上がった後に大手証券会社の山一証券、北海道の都市銀行である北海道拓殖銀行が破綻し、大卒の就職が決まる率が6割位まで下がっていて就職氷河期と言われた位の状況であった。これから日本に来るのは消費税が8%から10%に上がったことで来る増税不況だけである。」と話して理解できるかどうかによって、これくらいの話題が扱えるかどうかが変わります。
実際にこの1997-1998年頃の就活を経験した、私よりやや世代の高い人たちは、「そんなもんじゃない」とお怒りになるかもしれないが、少なくともこれくらいのことは説明できるかどうかは大事になる。
理論的なことを言えば(批判はあっても一応国際マクロの学部生用講義では使われる)マンデル=フレミング・モデルで日本のような変動為替レート(で越境資本移動が自由)の世界では政府支出は短期のGDPや国民所得には効果を(少なくとも充分には)持たないので、それを思えば本当に五輪景気は来ない訳ですが。
ここで、6割(60%)や8%が何を意味するのか分からなければ、これが危機感には繋がらないわけで、話しても意味がないわけですが、それを話してくれる水準かどうか、そうした情報に触れる機会が出てくるかどうかは、水準によっても変わります。