米軍施設で発砲、3人死亡 容疑者はサウジ軍少尉

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• 井澤 寛延

  株式会社インターネットイニシアティブ ビジネスリスク・データ保護コンサルタント　CIPP/E 中小企業診断士

  ・2019年12月07日

  国防総省や米空軍の訓練課程に計3回参加しましたが、15年以上昔でさえ、サウジアラビアなどの中東各国から米軍は訓練生を受け入れていました。私の場合、日本からの参加ということもあってか、参加時の所持品、特に銃器などのチェックはなかったです。訓練科目中に銃を貸与していたら話は別ですが、訓練でもないのに米軍が訓練生に銃を渡しておくことはないので、この少尉が自分で持ち込んだ可能性があります。
  
  なお、軍では将校に対する待遇は基本的に将校自身の自己管理としており、訓練課程に入る際の諸規定は訓練生自身が「守っているだろう」というのが原則です。私も幹部自衛官として参加しましたが、階級に応じた処遇がなされました。派遣国との関係もあり難しいところですが、今後は訓練生の管理が厳しくなるでしょう。