ロシア、新START延長の用意 大統領「軍拡競争興味ない」
コメント
注目のコメント
ロシアは先日、極超音速滑空体アヴァンガルドを搭載した弾道ミサイルを米側に公表しました。
この結果、弾頭が非在来型であってもブースターが従来型の弾道ミサイルである以上は新STARTの対象になるという合意が米露間にできつつあります(これは新STARTの条文を素直に解釈するとこうなるのですが)。
技術的にはこれで目ぼしい障害も取り除かれましたから、年内の新START延長合意は不可能ではないでしょう。さらにロシアは(条約で定められた)5年間の延長に拘らず、延長期間は柔軟でよいとも言っています。
ウクライナ危機がなんとなく有耶無耶になりつつあるなか、核軍縮でも一定の合意が成立するならば、米露和解ムードの更なる追い風になりそうですね。