所有から共有の時代へ シェアリングエコノミーとは
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シェアリングエコノミーは3パターンあると思う.
① 所有せずに必要な時に公共財を利用する.
② 自分が所有していたものを再配布する.中古.リユース.
③ ある目的のために自らの能力,リソースを他者に提供する.
日本でも,もうテレビドラマの世界かもしれないが,家の醤油が切れたらお隣さんから借りるとか,公共浴場,銭湯とか,古くからあったのですが,時代とともに廃れてしまいました.おそらく,日本人の潔癖主義,「人に迷惑かけるな」という親からの教え,経済発展による豊かさは独占的な所有にあるという過去の成功体験などに原因があるのかもしれません.
しかしながら,デフレ経済に加え,テクノロジーの進歩で物があふれ,価格が下がり,物を手軽に手に入ることができるようになった昨今,物欲は減少し,物を所有するのではなく,誰かと物やサービスをシェアしたほうが効率的だと思うようになりつつあります.つまり, 消費意識,ライフスタイルが変化して,物欲から経験を重視するようになりつつあります.
また,テクノロジーは進歩し,インターネットを通じて見知らぬ人,遠くの人とのマッチングが容易になりました.ネットを通じた新たな仲介ビジネスが生まれています.残念ながらこれらのビジネスは消えてなくなるでしょう.中抜きが起こります.将来は人が関わる仲介はなくなり,AI的な仲介によってP2Pで直接,繋がるはずです.
シェアリングエコノミーは,自由主義のなか生まれた個人間の経済的な格差を埋め,さらに個人の自由・幸福と,社会主義的な集団の利益を同時に最大化することができる新しい社会を作ることになるでしょう.シェアリングの一番の問題は、人の心理だと思う
この記事にもあるように様々な分野で活用ができそうだが、シェアリングをしているのを見ている周りが、気持ち悪い・なんとなく迷惑的な発想からブレーキが掛かりそう
民泊なんかが代表例だが、自分の住んでい居る隣の部屋に、次々と違う人が止まりに来る。何も危害を加えられなかったとしても、それだけで「気持ち悪い」と感じて、反対する声が上がるのだろう
また、農業もシェアリングがあるんですね
私の親が田んぼを持っていますが、私がそれを継ぐ予定はない
それを活用するためにもシェアリングという方法もいいなと感じますが
おそらく周りの田んぼを持っている農家の人たちからすると、見ず知らずの人が近くで農業を始める、そして毎年、作業する人が変わるとどう思うのだろうか
おそらく「気持ち悪い」という発想になるのだと思う
日本においては(海外はよく分からない)先進的な考えを持っている人もいれば、保守的な考えを持っている人もいる
ネットの世界やビジネスの世界で先進的なことを初めて、そこに反対する人はいないかもしれない
しかし、生活圏内に先進的なものを持ち込むと、保守的な人たちの目に触れる機会が多く、反発が予想される。
特にシェアリングは生活圏内に入り込むことが多く、なかなか前に進まない事態が予想されます。
ここに対してどう上手く適用していくがカギになってくるのではないかと