Alphabetのラリー・ペイジCEOが辞任 後任はGoogleのスンダー・ピチャイCEO
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これはビッグニュース!
ここ20年はGoogleを中心にしてインターネットの世界は回っていた。
この後のAlphabetやGoogleの舵取りがどうなるのかは気になるが、二人の創業者がどうするのかもとても気になる。
投資家に転じるのか、はたまた違うプロジェクトに関わるのか、ソーシャルインパクトの世界に行くのか、完全に引退しちゃうのか、選択肢はそれこそ沢山あるけれど、いずれにせよ大きな影響を世界に与えるだろう。
そして思うのは、この年齢で20年もやってた事業を手渡すことの出来るということのすごさ。
後継者の問題や自分自身の精神的な問題などを乗り越えないと出来ない。
彼らはエリック・シュミットをCEOに招き、自分たちは一旦経営トップから身を引くということを過去に行なっており、その意味ではフラットでフェアな視点で事業を常に見てきたのだと思う。
こういう姿勢は本当に見習いたいものです。驚き。
2人ともまだ40代半ば。大企業ならこれからあぶらが乗ってくるという年。もっととビル・ゲイツも引退は同じくらいの年だった。
当世のてっぺん企業を作り、40代で引退し、まだ人生もうふた仕事くらいできる。これが人生100年時代の天才のロールモデルなのだろうか。
とはいえ引き続き議決権優先のスーパーパワーを保持し続けるのだろうからしばし注目。
一方でこれで名実ともにグループトップに上り詰めたインド人移民一世スンダルピチャイのほうもこれまたすごい。マイクロソフトと並んでインド人移民一世が取り仕切る世界最高峰企業たち。これからの共感経営、調和経営の時代を象徴する。ペイジ氏・ブリン氏の共同声明を読みました。
”if the company was a person, it would be a young adult of 21 and it would be time to leave the roost.”
「もしも会社が人間であるとすると、21歳の青年だと言え、その止まり木から飛び立つ時が来たのです」という一文が印象的でした。
Googleがこの21年間で、いかにしてエコシステムの中心たりえるポジションを確立してきたのか。
以前取材したことがあるのですが、グーグルの継続的な競争優位性の源泉はグーグルの卒業生コミュニティを含めたスタートアップエコシステムの真ん中にグーグルが位置していることにあり、それを可能にしているのは性善説に基づく企業カルチャーであると実感しました。
個人的にもこの考え方やカルチャーにはとても共感するところがあります。
今回の創業者の退任で、今後はこの基盤となってきたカルチャーがどう変化しうるのかにも注目しています。
巣立った”21歳の青年”のこれからがとても楽しみです。
(前述の取材記事です。宜しければご参照ください。
ユニコーン率10倍! 6000人の元グーグル集団「Xooglerズーグラー」
https://forbesjapan.com/articles/detail/29338)