中国当局、電話契約に顧客の顔スキャンを義務づけ。ネット統制が強化か
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注目のコメント
中国の顔認証決済を、手ぶら決済ということで世界一進んでいると賞賛するコメントや記事を見かけますが、私は、ここ数年での中国共産党政府の監視レベルの強化に、中国の底知れぬ野望を感じています。
経済力で世界一位となったら、世界に対してどこまで独裁的な支配を広めるのだろうかと…
まずは、中国国内に対する締めつけ強化ですが、今後の方向性に目が離せません。中国にも憲法38条や治安管理処罰法42条などに個人情報保護の規定があります。
また名前、肖像、住所、身分証明書番号、電話番号などの個人情報は、本人の許可がないと公開してはならないとちゃんと明記されています。
しかし自分のプライバシーを守ろうとするなら携帯が使えなくなり、すなわち、電話やキャッシュレス、飛行機予約とか生活周りが何もできないということになります。
一方個人も、ネットなどに他人の写真を見境なくアップするし、大手のネットサイトでも他社のニュース記事を何の躊躇もなく勝手に転載します。
監視国家云々より、人々はもう「個人情報保護」の概念が完全にマヒしてしまっているのではないですか。
今では「個人情報保護って何のためにあるの?」って、逆に中国人に聞かてしまう始末です。