この30年で「時価総額を伸ばした企業」と「減らした企業」の決定的な差
コメント
選択しているユーザー
この30年で時価総額を伸ばしたかどうかの差は、オープンワーク社のデータを使って「オープンネス」と証明されたのこと。
このような証明はデータが正しいことが前提です。
オープンワーク社の利用規約によると、一般ユーザーが投稿した回答について予告なく、掲載可否判断および修正の処理をできることとなっています。同社による可否判断軸の開示はなく、修正したかどうかも開示されません。問い合わせても回答はされません。
著者の方は、オープンワーク社の最高戦略責任者ですが、ご自身も本文で「オープンネスが低い組織というのは、仮に噓の情報や不正があっても、それを第三者が確かめる方法が存在していない」と指摘されています。オープンワーク社と同社が提供するデータは現状ではオープンネスではないと言えます。
同社は採用企業に転職希望の方のデータを使って頂くことが収益源です。同社のデータを使う採用企業の評点を高くし、口コミを取捨選択しているのではないか、同社のお客様以外の企業を当て馬にしているのではないかとあらぬ疑いをかけられぬよう、オープンワーク社のオープンネスが進むことを願っております。
データの正確性、公平性を担保する仕組みは飲食やECを対象に公取、経産省、消費者庁の皆様が主導して検討中ですが、転職市場でも必要なことだと思っています。
注目のコメント
・「風通しの良さ」
・「20代の成長環境」
・「社員の士気」が高い企業は、時価総額が伸びてる、と。
つまり、年上世代がごっそり上に固まり、権限と高い給料を独占する組織では、若手は労働搾取されるだけで、昇進しにくく、なかなか成長実感がなくて、士気も上がりにくい、というわけか。
結局、どんな大きな企業も、やはり人と、人のやる気で動いてるのだなぁと組織づくりの重要さを実感。ファイナンスの話ではないので、あまりツッコミませんが、30年自体が既にオールドエコノミーであり、
ワクワク感がしないのは、気のせいでしょうか?
GAFAのうち、アップル以外は30年前にはまだ無かったことを考える方が、
本質的だとは思いますが。
引用
【平成30年間で最も時価総額を増やした企業10社】トヨタ自動車、キーエンス、日本電産、ソニー、任天堂、武田薬品工業、信越化学工業、ダイキン工業、本田技研工業、村田製作所 【平成30年間で最も時価総額を減らした企業10社】NTT、東京電力HD、野村HD、日本製鉄、新生銀行、関西電力、東京ガス、パナソニック、中部電力、大和証券グループ本社