鉱工業生産10月は前月比4.2%低下、10─12月も前期比マイナスへ
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注目のコメント
増税後の駆け込みの反動に加えて台風の被害が重なったとはいえ、11月以降の生産計画も弱いです。
なお、11月の経産省試算値と12月の予測指数で機械的に伸ばすと、10-12月期の生産は前期比▲4.3%となります。
生産の前期比は同時期の年率換算した経済成長率と連動性が結構ありますので、10-12月期の実質GDPも年率で▲4%近く落ち込む可能性が出てきたといえるでしょう。消費増税直後でただでさえ需要が落ち込んだところに、自然災害による工場停止や、部品問題による新車販売延期などの供給制約も重なってしまいました。11~12月の生産計画が弱めなのも気になるところです。
弱いの一言。在庫指数なだけでなく出荷も停滞。基調は弱い方向に傾いてますが、これでマーケットが上昇中なのが謎