メルカリ山田氏が吐露、急拡大する組織の「成長痛」
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注目のコメント
メルカリに限らず急成長企業はどこも同じように抱える悩み、そして試行錯誤しながらも永続的に悩むことだと思います。
メルカリの雲行きが?みたいにガヤが勝手に面白半分で捉え始める流れは絶対良くない、でもそうなるリスクもある中で素直に話す山田さんはさすが。――コーポレートや経営戦略において、重要なものは何でしょう。
カルチャーだと思います。当社では、カルチャーを醸成するための基準となるバリューを定めています。「Go Bold(大胆にやろう)」「All for One(全ては成功のために)」「Be a Pro(プロフェッショナルであれ)」の3つです。
その通りだと思います。
フィロソフィーとも言いましょうか。
強い企業と弱い企業の差は商品やサービスではない。『毎日あらゆる人が入社し、メルカリ社内は急速に“村から町へ”変わっています。すると途端に、社員の細かい動きが見えなくなり、いつの間にか違う方向に進んでいってしまう。結果的に思わぬロスが生まれたり、同じことを別のチームが重複して進めてしまったりしてしまいます。』
『メルカリという組織の中では、何が評価され、何が評価されないか。バリューを理解すれば明らかになるので、組織の分断は最小化できると思います。』
メルカリも組織の急拡大に伴う成長痛に悩んでいる。
特に意図せぬ組織の分断。
でもそれに対する痛み止めもある事を教えてくれる。
カルチャーが社内に浸透していれば会社の方向が大きく崩れることはなく、ダメージは最小限に食い止められる。