香港行政長官、政府の欠陥認めるも譲歩せず
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極論すれば、中国では、まだ皇帝支配が続いていると言えよう。明や清が中国共産党に変わったようなものだ。あれほどの版図を、連邦制ではなく、中央政府が一手に統治しようとすれば、強権的にならざるを得ない。だから、喩えて言えば、一国二制度は、皇帝が香港を大目に見てやっているようなものなのである。ただし、香港は、中国経済にとって重要な拠点だ。香港の「機能」は、中国に不可欠なのである。しかしながら、香港では、今週末もデモが予告されている。そうした中、ホテルの客室稼働率は15%を切り、紛争の舞台となった大学で学ぶ留学生の多くが帰国している。中国政府は、香港に対する支配と、香港の機能との板挟みに苦しんでいる。
林鄭月娥行政長官は区議会議員選挙の結果について、香港政府に対する市民の不満を反映したものと認めつつも、新たな譲歩の姿勢は示さず、引き続き街頭での暴力行為を避難しました。
譲歩しなければ暴力行為は収まりません。批判だけして解決しようとしていない。事態の収束にむけて一刻も早く効果的な行動をするべきです。