「ファッション業界は地球の汚染者」 「ハンター」のアラスディア・ウィリスが語るサステナビリティとブランドの可能性
コメント
注目のコメント
HUNTER、どうせゴム長靴買うならこういうかっこいいのが良いな…とは思っていましたが、こんなにトータルなブランドになっていたとは!そしてこんなに売上拡大しているとは知りませんでした。
その背景として、サステナビリティを中核に据えたブランディング戦略があったとは…ステラ・マッカートニーにも影響を受けていそうな感じではありますが(^^)ニッチであればこそ、明確なポジショニングが必要ですね。
また、機能面に留まらず、体験に基づくエモーショナルな繋がりを重視しているというのも時代感あります。消費者との"会話"を増やすというのもD2C的な考え方。環境問題は表面的な部分だけじゃなく、結局トータルだからね。
欧州では特に「サステナビリティ」という言葉が一人歩きして、
ビジネス用語として利用されてる感もある。ハンターをライフスタイルブランドに変革させたアラスディア・ウイルスは、地球環境を汚しているファッション業界を攻撃しながら、サスティナブルであることを戦略の中心に置いています。聡明な戦略家でビジネスを成功させるには、もはや地球環境や人権、貧困などの深いところで繋がった社会課題の解決以外にないと、語っているかのようです。
ウイルスがエモーショナルな繋がりを最も重視するのは、ファッションが生活や思い出、長い人生と不可分であるという信念からだと思います。
地球が美しくなければ、もはやファッションなどあり得ないし、素晴らしい人生もあり得ないのです。
ビジネスの成功は、暮らしの中でハントというブランドが溶け込み、思い出に繋がり、それが美しい人生だと言える消費者の琴線に触れているからではないでしょうか。
数字に強い戦略家は、ビジネスを成功させ続けるための本質を徹底的に考えている、その明晰な頭脳に圧倒されました。
妻のステラ・マッカートニーも世界をより良いものにするために、ファッション業界に入った女性で、幼い頃から持続可能性を考え実践してきています。
こういう夫妻がそれぞれに作るブランドが、決してグリーンウオッシュでないことを、これからもそのブランドで示し続けて欲しいです。それが世界に影響を与えるわけですから。