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ローマ教皇、日本に感謝=「今後も記憶」帰国の途に

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  • 日本は宣教師フランシスコ・ザビエルに影響を与え、キリシタン弾圧を受けた殉教者が信仰を貫いた国だと指摘した。
    学問の自主性と自由を保持するよう訴えた。その上で「どんな複雑な状況でも、自己の行動において、公正で人間的であり、責任を持ち、決然とし、弱者を擁護する誠実な者になってほしい」と願った。


注目のコメント

  • 朝日新聞社 メディアデザインセンター 部長

    教皇は、あらゆる政治のしがらみから離れて、本当の理想を語れる立場にいると思います。核廃絶にせよ、脱原発にせよ、教皇が日本で発したメッセージに「そうはいっても現実は複雑なのだよ」とシニカルに受け止める向きもあるでしょうが、しかしだれかが理想を語ってこそ、その理想に現実をいかに近づけていくかの試みが生まれていくのだと思います。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    カトリック教会は世界中の政府と良好な関係を築いている必要があります。世界中の国に信徒を抱えているからです。彼らの最優先事項は、身内のカトリック信徒の安全を確立することです。そのため、今も中国のカトリック教徒を守るために中国政府と取引して相当な妥協をしています。教皇は、そのような信徒の安全を守るための外交のトップです。教皇が、ウイグル人問題やチベット人問題で中国政府を批判することは絶対にありません。
     13億人のカトリック信徒の長として、教皇には大変な外交手腕が求められます。世界中に信徒が分散しているだけに、彼らを守るのは大変なことです。バチカンのある本国イタリアでは、ムッソリーニのファシスト政権と妥協することで、バチカン市国の領土を確保しました。反カトリックを掲げるナチスに対しては、信徒を守るために数多くの裏取引を行っており、その中にはユダヤ人迫害への協力となったものもありました。冷戦時代は、基本的には宗教を否定する各国の共産党と大変な外交的駆け引きを繰り広げました。特に、ポーランドやハンガリーのようなカトリックが多数を占める国で信徒を守るのは非常にタフな交渉が必要でした。
     組織の長が構成員を守ろうとするのは一般的には当然のことです。世界中の政府が相手であり、教皇には常にそのような外交手腕を持つ老獪で超一流の政治外交的素養を持つ聖職者が選ばれてきました。
     教皇は、日本に来る直前にタイを訪問しましたが、仏教が中心のタイにあって、カトリック信徒を守るというのは容易ではないことで、外交で多くの予防線を張る必要があります。日本のカトリック教会は今のところ安泰ですが、数世紀単位で見れば大変な迫害の起きた国であり、教皇たるもの、多くの外交的パイプを日本政府に持っておく責務があります。
     最後の訪問地が上智大学だったのは、経営母体がイエズス会だからですね。イエズス会出身である教皇フランシスは、日本のカトリック教会の中でもイエズス会に格段の厚意を与えていったといえます。


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    毎日新聞 客員編集委員

    宗教者の役割は、当事者や利害関係者にはなし得ない発信をすること、当事者や利害関係者には持ち得ないリスペクトを受けること、そして常人には抱けない大きな愛を示すこと、かと思います。それが多くの人を感動させ、多くの人を救います。直接に政治を動かすことはできないにしても、結果的に大きな影響が及びます。皇族や王族の存在もそれに近いものがあります。
    今回、世界の分断が激しくなり、冷戦時代を彷彿される「核」の問題が顕在化する中、被爆地から、ローマ教皇自身が深い言葉を連ねて発信したことは大きな意義があったと思います。仏教や神道が主流で、宗教間の対立がほとんど顕在化していない日本は、宗教間の対話を促すローマ教皇にとっても好ましい舞台だったと推測します。
    私の檀家は浄土真宗ですが、フランシス教皇の言動には心温まりました。とりわけ長崎の被爆地で、レインコートを来た多くの人々が雨に打たれながら教皇を待ち続ける様子を見て、宗教と信仰の力を感じました。


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