三菱商事と中部電、オランダのエネコ買収へ 最大約5000億円
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エネコ社は、リリースによれば「オランダ、ベルギー、ドイツの3ヵ国を中心に、再生可能エネルギー(以下「再エネ」)を中核とした発電事業、電力・ガストレーディング事業、電力・ガス小売事業、地域熱供給事業を展開しており、オランダ第2位の強固な顧客基盤とともに、約120万kWの再エネ資産を保有」とのこと。2018年度のEBITDAが415百万ユーロ、当期利益が136百万ユーロの規模のようです。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2019/html/0000038681.html
三菱商事はこれまで地域独占の電力各社の購買代行としてLNGなどを輸入販売してきたわけですが、日本でもいよいよ再生エネの普及と電源分散が進む局面に入り、対応が不可避だと認識しているのでしょう。https://newspicks.com/news/4412540
別な記事によれば、シェルやKKRとの入札競争に勝っての優先交渉権獲得のようですね。
化石燃料から脱却したいシェルなんかが参加しており、参加者の顔ぶれを見ると筋の悪そうな案件ではないんでしょうけど、そんなによい条件の電力会社が売りに出されるっても?ですね。オランダでは、アムステルダムから少し郊外に行くと、風力発電機が並んでいたり、太陽光発電は一般でも普通に使われたり→酪農業は電力を使うそうですが、余った電力は売るそうです
、日本より多様な電力関連事業があるようです。
このようなノウハウの取得も念頭に置いているように感じます。