Oisix広告「かあちゃん、楽しい夏休みをありがとう。」は、なぜ売上増加につなげられたのか
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注目のコメント
内容直接関係なくてごめんなさいなのですが、私が幼児だった頃ってクレヨンしんちゃんの真似すると怒られたりとか(私は真似してないですよ笑)、あまりいいイメージがなかった印象ですが、どうやって「国民的ほっこりアニメ」になったのか、とても気になります。映画などを通して意図的に進化したのだとしたら、おもしろいです。
あの広告は、売上につながったんですか?
↓
「はい、売り上げにつながりました。」
と答えられるのはすごいですね。
根拠は「仮説立て」しかないですが、それでも言い切れるのはよほど入念にC(チェック)を行ったのでしょう。
もしそのチェック方法についての具体的な説明が記事内にあれば、感動できるレベルの記事になったと思います。
なお、広告についての話でいうと、これはギャップ効果をうまく使った素晴らしい広告だと思います。
「母ちゃん、楽しい夏休みをありがとう」
これは普段は絶対にそんなことを言わない(映画ではたまに言うけど)しんちゃんが言うからこそ輝くセリフですから。
そしてこれは他のキャラクターや人物でも言えることなんですよね。
普段冷徹そうな人がホロっとしそうな一言を言う。
マイナスをプラスに転じることで生まれるギャップは、相手に印象づけるのに非常に効果的だと思います。
こういう広告は非常に参考になりますね。元USJの森岡さんは、戦略で意識する指標を3つ掲げています。
①Preference(好意度)
②Awareness(認知)
③Distribution(配荷)
この3つをコントロールすることがマーケターの役割。
③配荷がついてこなければ、どれだけ良いプロモーションを打っても売上にはつながらない。
サービスの提供範囲とキャパシティを高めることもマーケターの役割と認識すると仕事の幅は広がる。
認知と好意度のコントロールは、「エボクトセット」という考え方が紐づくので覚えておきたい。
✔︎エボクトセット(比較検討されて選ばれる率)
※顧客が検討するフェーズで想起されるブランドになる