問題はパワハラだけでない 日本型雇用の見直しが必要
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注目のコメント
「どのような目的であっても、ハラスメントはしてはいけないのです。」
言葉にすると当たり前過ぎることです。
しかし、まだハラスメントが正当化される余地があり、そこは改善が必要と思います。
教師が生徒に暴力を振るうと体罰と表現され、あたかも暴力とは異なる概念があるかのように扱われます。
暴力はダメ、という一般的観念がある中、体罰だと「指導の一環として必要な場面もある」という意見が言えてしまう風潮があります。
まだ暴力ですら、社会的に正当化される余地が残っています。
また、組織にハラスメントがあっても素晴らしい成果が達成されると、なぜか「あの指導があったから良かった」とハラスメントが問題視されない事も多いように感じます。
スポーツ指導におけるコーチのハラスメントも金メダルを取れば美談になってしまう。
金メダリストが他人にハラスメントや暴力行為を働けばメダル剥奪という事態も有り得るにも関わらず、ここは聖域とされています。
こういった部分に、まだ問題意識の薄さを実感します。
ハラスメントをしっかり抑えるには、目的や結果も問わず、良いハラスメントという考えを一掃する必要があると考えます。いつ加害者になるかわからないハラスメント。防止策のひとつとして大事にしたいのは、定期的なリフレクション。自分の行動を見つめて、改善する機会を持ちたいもの。