教皇、核なき世界「可能で必要」 被爆地長崎で廃絶訴え
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広島に原爆を投下したエノラ・ゲイ号にはカトリックの神父が搭乗しており、長崎でも牧師2人が搭乗員のケアをしていたそうです。
これは戦時中に大量殺戮を伴う行為を行う際には良く見られることで、一般に兵士達が非人道的な行為を迷うことなく遂行できるようにするためだとされています。
特にエノラ・ゲイの機長ポール・ティベッツは熱心なカトリック教徒だったことから、カトリックの神父が同乗したようです。
ただ、これはアメリカに限ったことではなく、日本でも仏僧などがその役割を果たしましたし、世界史上でも度々見られる事なので、これを持って直ちにカトリック教会に原爆投下の非があるということにはなりません。
人を救うことも宗教の役割なら、人を殺すことを勧めるのも宗教の役割であり、単に今は前者の時代だという事なのです。
願わくば、こうした時代が長く続くことを祈りたいものですね。「法王フランシスコは、一般家庭で育ったことから普通の人々の悩みや苦しみ、喜びに寄り添う心を持っていることで知られています」
ローマ法王フランシスコ「家族を大切にしたくなる言葉」
https://mi-mollet.com/articles/-/20639
「1936年、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ、本名ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ。初めてのラテンアメリカ出身で、初めてのイエズス会員の法王。アルゼンチンで同会の管区長、神学院長などを務めた後、ブエノスアイレス大司教となり、2013年3月に行われたコンクラーベ(法王選挙)において、法王に選出される」先に長崎を訪れているのは目を見張る光景。
通常は広島を先に訪れ、長崎は「ついで」となることが多い。廣島には原爆ドームなど、現存する被爆地の象徴的光景があり、歴史的にも最初の被爆地は廣島なので、順当に考えれば廣島が先となる。
ところが、ウラン爆弾の広島と異なり、現代で心配すべき核兵器の中で、原爆では間違いなく長崎に落ちたプルトニウム系が大事になる。
どちらも二度と起こしてはならない大惨事であり、しかも人災ではあるが、長崎を軽視することは適切ではない。
また、飛行場からの距離の問題もあろうと思われる。長崎空港からこの地へは車移動が出来れば比較的まだ移動しやすいが、広島の場合は広島空港がかなり広島市から離れていて、原爆ドームへは車で向かうのも(バスの時間を例にとると)50分は見る必要がある。警備の問題を考えれば比較的路線が(ANAの羽田4往復だけと)少なく警備しやすい岩国空港から突っ込むのが賢明だが、それでも距離はある。
教皇猊下の御体力を考えれば先に広島に向かわせるのは確かに賢明とは言えないのかもしれない。