「夢の素材」ナノチューブ再び主役に 半導体実現近し
日本経済新聞
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リチウムイオン電池(LiB)にCNTが利用出来るようになるには、量子グラフ理論の理解や真空プロセスを不要とするような生産ラインの転換が必要でしょうね。
半導体のようにミクロ理論を突き詰めて集積度を上げるだけではなく、マクロでの蓄電機能の発現をも求められる蓄電池にとっては、ミクロ(ナノ)の素材とマクロの機能を結び付ける離散幾何解析学と製造方法の発展が必要だと思います。
現在のシリコン粉末やグラフェンの負極材への配合も、従来発想の花薬的、万能マジックパウダーのように考えられている気がします。シリコン粉末で有名になったSila Nanotechnologiesは今どんな状況ですかね。粉末の混ぜ方は途方もなく深い世界なので、粉末売り切りモデルでは恐らく苦労してるんじゃないでしょうか。なかなか面白そうですね。
私もカーボンナノチューブ材料の応用開発するベンチャーに関わっていますが、米中からの投資案件はあっても国内は「材料は大手じゃないと難しいからね」と足蹴にされてしまう傾向。シングルウォールのCNTが対象だと思うが、
日本企業は100万円/kgへのコストダウンを
目指している状況。
ロシア企業が不純物(鉄など)は多いが
既に30万円/kgを実現。
中国が強烈な追い上げもあるだろうから
材料として日本勢は厳しいだろうな