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【ドキュメント】日本のiPS細胞は、なぜガラパゴス化したのか?

NewsPicks編集部
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  • MDS CEO

    記事中でiPS細胞について論じている専門家が、全て匿名で、かつ論旨が不明瞭で結論だけなので、この記事だけでは判断しにくい。

    残念ながら、匿名の取材先と、海外ではこれが主流ってtwitterの議論とさほど変わりがない。

    きちんと名前を出しての批判や、その根拠を示さないで、センセーショナルに結論ありきで記事にしているような気がします。

    記者の意気込みは大いに買いますが、耳目を集めるタイトルの優秀さを別にすれば、広い世界には、こういう批判もある、こういう意見もある、以上の内容にはなっていないと思います。


注目のコメント

  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    センセーショナルなタイトルで驚く方も多いと思いますが、この分野のキーパーソンに網羅的に、かつかなり突っ込んだ取材をされたことが伝わってくる記事です。
    記事中で示されたいくつかのポイント、たとえば

    ・京都大学のiPS細胞ストック(バンク)の意義が揺らいでいる
    ・日本の再生医療研究がiPS細胞に偏重してきた結果、世界の潮流から外れ、ガラパゴス化している

    については私自身、取材してきて同様の実感を持っていますし、毎日新聞でも何度か記事で取り上げてきました。

    連載・幻の科学技術立国
    第1部 「改革」の果てに/5 iPS細胞偏重、世界と差 再生医療の厳しい現実 意義揺らぐストック↓ (書籍「誰が科学を殺すのか」にも収録)
    https://mainichi.jp/articles/20180503/ddm/016/040/013000c


    ストック事業に関する山中伸弥教授へのインタビューはこちら↓
    https://mainichi.jp/articles/20180503/ddm/016/040/153000c

    山中教授は昨年5月掲載の上記インタビューで「ストックは公共性の高い事業であり、ストップできない」と述べていますが、これまでの成果やそもそもの意義をしっかり検証すべき時期に来ていることは間違いありません。

    iPS細胞については、初期化の詳細な仕組みがまだ分かっておらず、将来の医療応用のためにも地道な基礎研究で解き明かすべき点はまだたくさんあります。
    山中教授がセンター長を務める京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)の予算の多くがストック事業に注ぎ込まれてきており、そうした予算配分に対する批判の声もあります。
    他の幹細胞研究が実際に予算を取りにくかった、ということもこれまでに何度も耳にしてきました。

    明日以降、どんな記事が展開されていくのか、非常に楽しみです。


  • 再生医療・幹細胞生物学研究者

    センセーショナルなタイトルで出てきましたね。直接存じ上げている方の登場も多い。今回の一連の特集、私は感じたことをいつもどおりコメントさせていただきますが、改めて言うまでもなく投稿内容は私個人の意見であり、所属組織・部門見解を代表するものではありません。

    まず最初に、必ず強調だけはしておかなければいけないと感じるのは、「iPS細胞研究全般」に失敗とレッテルを貼っているのはミスリードになるので気をつけたほうが良いと思います。わかってあえて書かれていると思っていますが、やはり引っ張られそうです。

    しかしながら、ここではなにが記事になっているのかレイヤーを分けて考えていただければと思います。今回の記事で焦点をあてていらっしゃる事象は、最近ニュースも多い「再生医療におけるiPS細胞」や「iPS細胞ホモストック事業」に関してです。

    iPS細胞の利用法の中で「再生医療」というのは、一部の活用法であり、創薬研究や、病態研究ではES細胞ではできない研究ができることもまた紛れもない事実です。特にその患者さんの遺伝子情報を保持したまま幹細胞をつくれる大きな利点は揺るがず、各論をいうと、このポイントが必要な再生医療も実際には存在します。

    iPS細胞に研究に関する予算が、京大にだけ配分されたわけでも、再生医療にだけにすべて配分されたわけでもないことも強調しておきます。臨床に関してはまさにこれからの結果をみて考えることで、真剣に取り組んでいる研究者と、それを待っている患者さんもいるため、そこを現時点で失敗と誤解しないようにはして頂きたい。

    議論の焦点になっている問題は過去にも何度か議論に挙げられてきました。論文として問題提起され、それに対する反論論文も既に出されたこともあります。

    【iPS細胞ストックプロジェクトについての議論】
    http://bit.ly/iPSC-NP191125-1

    「iPS細胞研究にお金をかけなかった=遺伝子治療等が進んでいた」かは全くわかりません。そういったブレークスルーってお金があるから出てくるわけではなく、競争力のある人材がその時代にいるかです。

    論文の結びにもありますが、オープンな場で議論されること自体は良いことです。タイトルや一部の人の発言の切り取られたイメージ "だけ" に流されて本質を見失うことだけは無いように、連載を拝見したいと思います。


  • 東京工業大学 教授

    本件については一時はVision & Hard Work (VW)などという実しやかなキーワードが席巻しましたが、Strategies(戦略)を欠くとどういう展開になるかを象徴する事案と感じます。
    浅薄な総論賛成論がマスメディアにも多数見られるなか、議論の展開を注視します。インタビュイーは実に強力な布陣。ここに当の山中先生や当時の政策当事者が無いことが残念です。
    手前のコメントも引用されてます。後出しジャンケンではないですよ。2010年の魚拓記事はこちら http://agora-web.jp/archives/1053679.html. 10年前の俺氏、なんかいいこと言ってるじゃない(自画自賛
    あと、記事読みたさでついにプレミアム会員になっちまいました。商売上手ですねNewsPicks!!!!


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