その昔、私が駆け出し記者のころ、地方の役人が国の官僚を接待する官官接待や組織的な裏金づくりといった公費不正支出が各地で問題化しました。今回のケースとは性質が異なりますが、それまでは、今では考えられない無駄な交際費が税金を原資とした裏金などで支出される事態が横行していたのですが、それらを契機に公務員倫理の立て直しや虚礼廃止が進んだ経緯があります。原発マネーという不透明で巨額な資金の裏側で、時代錯誤な金品授受が県職員も巻き込んで行われていたとは。お金の原資と流れを構造的に解明しなければなりません。

こんなに多いとは。そして、これだけいるのに、調査に回答するまで誰も言い出さなかったことに、おそろしさを感じます。

政治、行政、社会上の、重要問題(犯罪、非行、不祥事)のリストは途切れることなく、延々と続く。

モリカケ、日報、リニア、スパコン、セクハラ、データ改竄、虚偽答弁、不当献金、不当金品授与、桜を見る会・前夜祭...。

どのひとつも決着せず、多くの責任者は、時間切れで国民の興味が薄れていくのを待っているようだ。

なかでも、最後の防波堤であるべき司法の劣化は目を覆うばかりだ。

しかし、我々の生活に深く関わることなので、諦め放り投げる訳にはいかない。すべてのつけは国民に来る。

なんだ、グルか。

５０年前の社会面記事かと思った。

なんで県なのかいまいち理解できてない。

【社会】「越前、お主も悪よのぉ」という案件。