【対談】あなたが転職に「苦労する」理由
コメント
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Rの先輩ゆうすけさん、黒田さんの記事。
著書も拝読しました。
転職サイトや転職エージェントにおける課題もたくさんあるし、もちろんだけど、じゃあダイレクト？リファーラル？も短絡的で違うと思う。
エージェントはお金をもらっている採用企業を向いているから個人ではなく企業を向くという論調があるように、エージェントの後ろには採用企業がおり、採用企業の意向を汲んで動いているのだから、ダイレクトにしたら今度は採用企業の個別の偏った意向に振り回されるだけで本当の問題が解決するとは限らない。
採用企業の人事も自分達の自社採用目標があり、ポジショントークをしているし、それでミスリード、ミスマッチを産んでしまっている事はたくさん見聞きする。
ウチもエージェント経由で自社中途採用してますが、
ちょうど最近まだ内定出してないのに、選考途中で貴社志望度が高いから、他社選考辞退しますとエージェントや候補者から連絡もらい、「おいおい待てよ辞退せず保留でいいやん。もっと自分のリスクヘッジも考えようよ」と伝えましたが、
ふと、自分達はエージェントだからそういった視点があるけれど、個別の採用企業の多くが選考過程でそういった候補者側の保善や最適解を考えられるかと言うとそうでない事も多いのかなと。
一方で、企業からお金とらず転職者からお金を取ればも短絡的で、転職者課金サービスも非現実的な甘い言葉でセラピー化して問題解決には繋がらなかったり、
お金をもらう分、個人に対しての明確な成果地点に置く必要があり、転職決定がゴールになって転職者の根本課題が解決に至らない事も多い。
転職する事は、個人にとって幸せなるための一つ手段であり目的でないし転職しないで良いならその方が良い場合も多い。
ただ、転職エージェントも、採用企業のリファラル促進の担当も、採用企業の人事も、悪意を持っているのではなく、仕事として役割を全うしているに過ぎない。
※悪意を持っている人もたまにいて悲しいですが。
悪意がなければそれで良いと言うわけでないですが、仕事やビジネスである限りそういう構造や役割だと冷静に受け止めた上で自分の目的をきちんと見定め、最適手段を考えていく事が大切になってくるのだと思う。
ややこしい時代ですねw
でも捉え方によっては、自ら考え、自分の生き方や働き方を選択できるって素晴らしい時代ですよね〜。
注目のコメント
著者です。人材ビジネスの未来シナリオをなぜ書いたのかという背景であり、人材ビジネスに対する愛と危機感を黒田 真行さんと一緒に語ってきました。
私は人材エージェントの仕事が大好きで、転職（新しいチャレンジ）を支援して納得感の高い会社に入ることが出来て、同時に企業は欲しい人材を採用出来て、そして、自分達はビジネスとして最後に成功報酬でお金を頂くという、みんながhappyな仕事だと思ってます。顧客起点で頑張ると、最後に結果が返ってくる。
だけど、自社起点というか、ビジネス起点が強すぎると、顧客起点が歪む。結果として、誰も幸せにれならない。特に、普通にやってればこの仕事は絶対楽しくて、やりがいあるはずなのに、数字や業績に追われて、この仕事を楽しめてない人が多すぎる。ホント、もったいない。。。
それでも業績が上がってきいたときは、まぁそれでもいいかってことだけど、今後はindeedであり、wantedlyであり、更に他の新しいサービスであり、価値がたくさん出てくるはず。適当なサービスやってると、絶対にディスラプトされる。
メディアはプラットフォーム価値を考えないといけないし、エージェントは介在価値を考えないといけない。人材ビジネスはカスタマー起点で考える時代になっていくと信じてます。リクルート出身のお二人がズバッとこれを言い切っていることにすごい価値あるなぁー。
Indeedが求職者ファーストで情報の非対称性を切り崩したとはいえ、求人企業がジョブディスクリプションや人材要件をソリッドに定義すればするほど、応募以前でそこに当てはまらない人が増えてしまうのも事実。
企業が理想論で求人しがちなところを、現実目線で多様な人材の組合せでうまくチームとしてパフォームできるように要件定義のアドバイスをしていくのが人材業界の役割になっていくのかな。2018年に転職した人は329万人で、8年連続の増加となりました。
読者の皆様の中にも転職経験がお有りの方も多いかと思います。
しかし、転職サービスの現場には求職者が自分に適した会社にすんなり転職できないような問題が山積しているようです。
リクナビNEXTやマイナビ転職といった大手や中小のサービスを活用したけど、なかなかうまくいかなかった…という方は、少なからず「業界の構造問題」の影響を受けているのかも知れません。
キャリアの中で転職が当たり前になりつつある中、転職サービスを手掛ける人材業界はどのように「経済合理性」を越えて進化していけばいいのか。
業界を熟知する元リクルートの二人からの提言です。
