6800億円の融資要請 ソフトバンクG、みずほ銀などに
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注目のコメント
実質的には子会社である救済先である企業を連結としていないことで、ソフトバンクグループは信頼性を大きく毀損していると思います。11月6日の決算結果は、救済先の巨額の負債を連結すると全く違う様相となります。会計の質も問われていることは見逃せません。法務、会計、税務上、連結対象ではないとしても、プロの投資家は、連結対象と見做した分析をしています。明快でシンプルなストーリーの裏側を読み解くのが大変な取引が増えてきていることも気になる所です。
また金融機関には「実質同一体」という考え方があり、今回の救済先も、まさに実質同一先という判断があればこそ貸出可能先、本当にソフトバンクグループからノンリコース条件なら貸出困難先ということになるでしょう。対外的なことはともかく実態的には前者の条件が整えられる「コーポレートファイナンス」が組成されることになります。ソフトバンクグループのグループ全体の有利子負債は、この9月末の時点で18兆円あまり。これに更に上乗せとなります。
メインバンクのみずほとしては、自分たちが引くと信用不安を引き起こすので、積極的な投資で業績の回復を目指すソフトバンクグループを資金面で支援する姿勢を取るしかないだろうなぁと思います。親密先のみずほFGを筆頭とする銀行団が、
孫さんから「抱き合い心中」を迫られている構図です。
too big to fail
ゆえ、追い貸しするハメになるでしょう。
私が見るところ、全世界に700物件を
サブリースで取得・運営するウィーワークは
先進のAI、IT企業ではなく、
過剰流動性の鬼子rial estate(流行りの不動業者)に過ぎません。
かつて不動産バブルにハマった流通王、
中内功(ダイエー創業者)さんの末路を思い出しました。
雑誌記者歴30余年の私にとって、中内さんは
(よくご馳走になりました)30年前のアイドルでした。
いま私が「比類なき天才」を疑わない
№1経営者である孫さん(目下のアイドル)が、
なぜ、ウィーの泥沼にハマったのか?
さすがの天才も還暦をすぎ、
少し目が曇ったように思います。
僕は孫さんと同じ年齢。残念でなりません。
本日(11月21日発売)のFACTA最新号より
☆孫正義「1兆円追貸し」視界ゼロ
「21兆円の株主価値で評価してほしい」。15兆円の借金を資産にすり替える、見え透いた「孫マジック」。
https://facta.co.jp/article/201912010.html