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今回の記事、田端さんの生き方を教えてくれています。
「家族というのは会社のような機能体ではなく、共同体です」に共感。
家族それぞれがやりたいことをできる環境を整えるのが自分の役割で、そのやりたいことをするための物理的拠点が家で精神面を支えるのが家族。30歳を超えて仕事だけに全力投球していたら、それは現実逃避など、名言がたくさん飛び出しました。
タイトルはやや刺激的ですが、「仕事以外」の何に自分のリソースを使うのか。そのひとつが家族ですが、ほかにも地域貢献だったり、プロボノだったり、違うコミュニティに関わる方法はいろいろあるな、と考えさせられました。
うちは家事の大半は妻が担ってくれていますが、受験勉強や英語のエッセイなどの宿題のフォロー、また習いごとの付き添いは、私の担当です。出張が多いのですが、出張先のホテルからテレビ電話でサポートしたりします。また学校の授業参観は全て参加したいため、半年くらい前から会社のカレンダー上半休を取得し、可能な限り出張もずらしたり重要会議は代理を頼んだりします。これらは限られた組織内での周りからの見られ方よりも、全て自分の意思で時間管理をする覚悟、また同僚との相互の価値観の共有と助け合いの風土があれば、難しくありません。
また平日の退社時間については、30代に入りパラダイムチェンジがありました。ワーキングマザーの同僚は、子供の迎えの関係から自分が意志を持って何時に帰るかを決めることで、日中の作業効率を最大化していました。また妻からは、「なぜ会食のある日は早々に退社できるのに、会食のない日は再現無く仕事をするのか。家族と食事をとることも、会食と同じ重みで捉えれば、時間通りに会社を出られるのでは」と言われ、腹落ちしました。これらの気づきから、会社を何時に出るかは自分で決められるようになりました。
業界跨いで転職するけどどこ行っても活躍し、社名よりも個人が際立っている人のことを『職業田端信太郎(ここに個人名が入ります)』と呼んでいます。
その働きかたができる人にとって子供に対する最大の機会提供、教育は働く姿、職場を見せてあげることではないかと思います。
うちの子はママが毎日楽しげに向かい、楽しげに帰ってくるカイシャというとこはどんなとこだろうと、興味津々です。
「僕が一番ダサいなと思うのは「家族がいるから自分のやりたいことができない」と言い訳することなんですよ」
すごく分かる。
自然とそうなった早起きからの時間の使い方。
家族を言い訳にすることはダサいこと。
仕事以外のモノの大切さと、仕事の方が楽なこと。
うちも家族としての共同体はありながらも、個々は個人商店としてやりたい事をやる。息子も、子供でも自分の場をもちやりたい事をやる。こちらは、可能な限りバックアップはするが、やるもやらぬも彼の責任。
ということで、スマートキーも検討!
土日も深夜もずっと仕事に向かって、作業をひたすらやっている、それって仕事熱心なようで実は思考停止に陥っている現実逃避かもしれないと思えました。
これも一つの価値観だと思います。
一方でオンライン化されたコミュニケーションを充実させる事でシーンや状況に合わせて最適なコミュニケーションを常に取れるようにしておく。
これも一つに価値観だと思います。
どちらも共通しているのが、時間や今に常識に縛られない事です。
仕事中なんだから、プライベートなんだから。の合間を曖昧にする事でどちらも両立できるようになる。
オフィスという空間だけにこだわるのではなく、手段なども柔軟に考える。
今時の家族の形は様々ですが、それらに合った仕事の仕方も必要な時代なのではないかと感じます。
一方奥様も働かれて家事が8:2というのであれば、今の取組は
奥様のご尽力あっての今であろう、と思います。
(そして、ゴミ出し、風呂、送り迎え、というのは2より小さいです)
だれもが難しい状況でがんばっており、
どちらかというと、今は女性がビジネスと家庭の両方をどのように
全力で葛藤に立ち向かっていると思います。
多くの男性が、思っているよりも
家族の普段には貢献できていない。
自分は、それに長年とりくみ、そしてまだできていないことにハッとする
これを何十年もくりかえしています。