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「受験生は1枚の答案に人生を賭けている」 高校生が発表した“緊急声明”に書かれていたこと

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  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    私は最優先されるべきは公平より、より多くの機会を与えられるかどうかでは無いかと思っている。もちろん公平性は大事だが。
    確かに受験生は1枚の答案に人生をかけている。

    本来、記述式の導入はそれまでにAIによる採点の技術が追い付き、それを以て実施するはずが、AIによる記述式の採点が実用化に至っていないので、この混乱を招いている。その意味では、延期すべき、という点に何の異論もない。いま導入しても混乱を招くだけであるから。
    但し、公平性が最優先という考え方は私は必ずしも妥当だとは思わない。最優先は機会を増やすことであり、その次が公平性である。少し私の例を話そう。
    私は愛知県名古屋市の出身である。愛知県で高校生活を送った人間は知っている話だが(他の県の人には比較的驚かれるが)、愛知県では公立高校を(条件を満たせば)2校受けられる。実際に公立の試験がA日程とB日程の2つある。これは昔の学校群制度の反省から作られた方式で、そのため各受験生は受ける公立に「第1・第2」と志望順位を付けて出願する。実際に私が通った高校は第2志望の生徒も少なくない高校だし、私も実は第2志望だったが、この仕組みがあったからこそ、私も公立に行けた。

    いま、うちの大学は(英語系の先生の一部反対を押しきって、ではあったらしいとは聞いたが)、例えば英検2級程度のCEFRには一般入試の英語の80%を、英検準1級程度のCEFRには一般入試の英語の100%を換算して、英語を受験するか選択させ、残りの受験生だけ英語の入試科目を受ける形式を(一部除き)とっている。
    民間の英語試験を受けられない子達へ不公平という声はあるのかもしれないが、これにより安心感を得られるように出来る人もいるし、ダメでもまだ一般入試の問題がある(高い方を加算)。
    実際に入試監督に駆り出されるときはあったが、英検2級を出願に書いてくる受験生はいて、その安心感を出すことは公平性より優先すべきと思うようになった。

    私は(担当者変更で成績評価方法を変えられなかったとか、共通シラバスで先輩の先生に反対されたときを除き)定期試験で単位の可不可を付けたことはない。それは定期試験に成績不良でのやり直しが効かないからである。

    今回の記述に際しては延期または見送りは妥当と言わざるを得ない。しかし、私は最低限度の公平性があれば、それを最優先すべきとは思わない。


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