「フル代表として勝てるチームだ」——“最高の購買体験”で勝負するギフトEC界の新星・TANP
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コメント
注目のコメント
高宮さんのコメントにあるように、「株主として構えるのではなく、フラットなパートナーとして、一緒にIPOを目指していきます」
これは非常に重要な考え方であり、事業会社にとってはそのようなパートナーを何人味方にできるかも重要だと思います。IPOを目指す上で、発行体の内部は勿論ですが、株主、主幹事証券、監査法人、弁護士など外部のプロフェッショナルとの強固な信頼関係構築が成功の秘訣です。TANPを運営するGraciaは、2つの意味で今のスタートアップの潮流の象徴的な例だ。
まずは、ネットで完結するスタートアップにとっての事業機会がどんどん狭くなっていっているため、リアルなオペレーションがビジネスモデルのクリティカルな部分になっている点。TANPは、ギフト特化のECだが、名入れやメッセージカードなど不規則なオーダーにも対応しつつ、効率的かつスケーラブルなオペレーションを組んでおり、それが強みとなっていえう。
次に、年齢に関係なくスタートアップ経営の知識と経験値がどんどん蓄積しており、若い起業家が年々優秀になってきている。Graciaの経営陣は23歳の世代だが、大学在学中からフルタイムでスタートアップでインターンしており、その経験値はシリアルアントレプレナーに近いものがある。
そう言った意味で、Graciaには新世代スタートアップとして大いに期待している。