【5大ニュース】植物肉を食べる90%はノンベジタリアン
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今週、シリコンバレーから注目したニュースは、代替肉や牛乳の代替品が受け入れられることによって、これまでの産業が変わっているという話です。
シリコンバレーではミレニアルズが新しい食文化を作っていると感じます。例えば、ずっとコーディングするエンジニアにはありがたい栄養ドリンク「ソイレント」もその一つ。
生存に必要な栄養素がすべて含まれ、従来の食事がいらなくなるというこのドリンク、このドリンクを片手に、ひたすらPCに向かうという若者の姿も見かけます。これまでの牛乳の生産者も、ミルクだけ売っていればいい時代ではなくなる、そんなことが示されたニュースでした。
フード業界に入ってくる面白い企業がシリコンバレーにはたくさんあります。技術の革新がいろいろと進んでいるので、定期的に追いかけていきたいテーマです。ペスカトリアン(お魚と野菜は食べる。お肉は食べない)です。
「植物性の代替品を食べる89%が、いわゆるベジタリアンやビーガンでないことだ」
これは納得感があります。
「お肉っぽい味」を好むから、代用肉を食すのであって、ベジタリアンやヴィーガンはお肉を食べないことに慣れているから、代用肉は不要。
だいようにくは、一般的な食生活の人が、獣肉を避けるための方法といえるでしょう。
つまり、日本にはヴィーガンやベジタリアンは少ないけれど、マーケットの大きさとは別の話。今週一番気になったのは、グーグルの医療・金融への進出です。金融ではシティグループや信用組合と組んで、当座預金口座を提供。この口座をベースに今後は決済のGoogle Payを推進。さらには、融資や投資、保険などもクロスセルするのでは、みられています。
医療分野では、このレポートにあるように、アセンションと組んで、医療サービスへ進出。「プロジェクト・ナイチンゲール」と呼ばれているそうですが、患者の医療データを勝手に使ったことが大きな問題になっている。金融にしても、医療にしても、グーグルは広告価値を上げるために、というのが第一目標になっている。そこが問題視されています。
利用者視点からのサービス向上が望まれます。