義務教育はどの公立学校も同じではない!文部科学省が決めるのは教育の“枠組み”だけ
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通知表に式典に遠足。実は学校がやらなくてもいいことはたくさんあります。超教育協会では、やらなくていいことリストを作り、近く発表します。でも「やめよう」ということではありません。学校が自分でやめること・外注することを整理し、代わりに「もっとやりたいこと」を考える、そのキッカケにしたい。
公立学校と文部科学省との関係を平たく解説した記事。
教育の内容が学習指導要領によって規定されていて、それを決めているのが文部科学省であると説明されれば、確かに日本の学校教育のすべてを文部科学省が中央で音頭をとっていると思われても仕方ないかもしれない。
新しくなった学習指導要領を紹介するページが作成されているけれど、こちらを参照しても、そのイメージを上塗りするだけになりそうだ。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
逆に学校設置者である地方自治体(基礎自治体)が「公立学校について」の取扱説明書を住民保護者に示す責務があるわけだけど、行政的な情報発信しかしていないから、やはり伝わっていないということになりがちだ。
たまに保護者を対象とした学校教育の取扱説明書的な指南本が出版されることがあるけれど、あらためて文部科学省からそういう保護者向け情報を作成して発信してはどうかとも思う。小学校から、「運動会で保護者が敷物や弁当を持ち込んで応援するのを取りやめてお昼は子供達だけで教室に帰ってお弁当を食べるようにしたい、見学できる場所はルールを決めて確保します」という申し出に保護者から割と反対意見が出てきてびっくりしました。
運動会そのもの、別に親が見ることをモチベーションにしないように指導してもらって子供達自身の目標で頑張るとか、運動会やめるとか、選択肢としては一緒に考えてもいいことなのかもしれませんね。