日大アメフト 前監督ら不起訴に 悪質タックル問題
コメント
注目のコメント
>東京地検立川支部はこれを受けて処分を検討した結果、選手に悪質なタックルを指示した疑いには疑問が残るとして、15日2人を嫌疑不十分で不起訴にしました。
「選手が自分の判断で悪質なタックルをした可能性がある」とか,そこまではいえないにしても,「(監督らの意図とは違った方向で)選手が指示を曲解していた可能性がある」とかいった理由で嫌疑不十分の判断にしたのだろうとは思うのです。
・・ただ,個人的な恨みがあるとかでもない限り,選手が,自分の意思や誤解によって悪質なタックルまでするということが具体的にあり得るのかという点は,個人的には疑問が残ります。
(警察も起訴相当であることを示唆する意見を出していないようなので,公になっていない事情があるのかもしれませんが)
あとは細かい話ですが,「嫌疑不十分」であれ「起訴猶予」であれ,「不起訴」であることには変わりありません。意味合いは全然違うので,区別して表記する理由も分かりますが。
このあたりについては,毎日新聞のサイト内に分かりやすいコラムがありましたので,そちらも紹介します。
https://mainichi.jp/articles/20120711/mul/00m/040/007000c
(・・リンク先の毎日新聞のコラムの説明自体は,細かい点が気になるとはいえ,不起訴の分類を把握する上では問題ないと思います。が,2ページ目の伏字部分のセリフは,新聞社として大丈夫なのかと変なところが気になりました・・)
・・在宅事件(容疑者,被疑者を勾留せずに捜査を進める事件)は,検察官に事件が送られてからも,終局処分(検察官が起訴するかしないかを決める)まで何か月も掛かることは別に珍しくないのですが,世間が注目してようがいまいがそのペースを崩さないのを見ると,良くも悪くもうちの業界は浮世離れしてるなあと改めて感じます。
(弁護士の立場から個人的な意見を申せば,在宅事件でも,2か月くらいの間には終局処分目指して捜査してほしいですけどね。時間をかければかけるほど,当事者の記憶も減退したりねじ曲がったりするので・・)被害者のお父さんのコメントが全て。
選手は追い詰められてやってしまった。やったことは悪いことだけど、アメフトの楽しさは忘れないでほしいし、高校まで楽しいと感じていたアメフトを、今また楽しいと思ってプレーしてることを願う。
被害を受けた選手はどうなったんだろうか。よい人生を歩んでほしい。危険なタックルをやった選手は、ハタチを超えてるんなら監督やコーチに何を言われようが不法な行為はやるべきじゃない。やったんだからギルティ。やったことは検証されたから起訴猶予
監督とコーチは、やらせたんならギルティ。それを立証できなかったから不起訴。
選手が監督やコーチに指示されたことは認められなかったんだね。
大人はずるい