【新】大ロングセラー『嫌われる勇気』への誤解を、今解こう
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読み返すたびに、自分の状況に応じて毎回違った何かが読み取れる――『嫌われる勇気』は、そんな本だと思います。だからこそ、初刊行から6年たった今も売れつづけているのでしょう。
一方で、これほどのベストセラーになったために、誤解を受けて広まってしまった部分もあると、共著者の岸見一郎さんは語ります。今回の「ザ・プロフェット」では、2019年の今の視点から、この名著のエッセンスをひもときます。
岸見先生とはお仕事でご一緒したこともありますが、その優しいお人柄の前に、つい自分の身の上相談をしてしまい、あとで赤面することもしばしば…。今回のインタビューにも、入院中の岸見先生のもとに、看護師さんたちが入れ代わり立ち代わり恋愛相談に訪れたというエピソードが登場しますが、むべなるかな。そんな岸見先生の、明快な語り口もお楽しみいただければと思います。中国には「パワハラ」という単語はありません(似たような言葉がありますが、確定した単語はありません)。セクハラはあります。
中国人の同僚と原因を考えてみたのですが、中国では①上司が部下を指導教育する気がほとんどない(会社は学校ではない)②能力が足りなければ退職勧奨・解雇をする(給料をもらっているのだから仕方がない)③部下が上司にきちんと反論する(たまに殴り合いの喧嘩に発展する)からではないかと思います。
この記事に則して言えば、中国の会社では良くも悪くも「人を変えようとしていない」からパワハラが起きにくいのだと思います。日本は変えようとしすぎですね。
逆に言うと日本は非常に面倒見が良い社会でした。
今のようにパワハラ問題がどんどん拡大すると会社も上司もドライにならざるを得ないです。淡々と機会を与えて、特定の水準に達しなければ、配置転換・降給・退職勧奨に進むことが日本でも増えると思います。嫌われる勇気。
私の考え方に影響を与えた本のひとつです。
心理学ではなく哲学。
確かにそうだと思います。
ゼロイチではなく、そのプロセスを考える
キッカケ作りはとても大事だなと感じました。