証券会社が取引所のシェアを奪う? 実は超競争業界の「証券取引所」
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世界の情報に距離の隔壁もなくなり、5G等で時間差も一層縮まる中で、中央集権的な取引所の付加価値は薄れていくでしょう。ブロックチェーンなど分散型の取引が徐々に活発化し、「ダークプール」は"ダーク" ではなく主流になるかもしれません。
現在のような取引所同士の奪い合いや統合は過渡期に過ぎないような気がします。まだまだ、取引所シェアが圧倒的に高い状況ではありますが、PTS(証券会社が取引所を介さず電子取引を行う私設取引)が急激にシェアアップしています。
8月に信用取引が開始される前の段階では、ダークプール(同じく証券会社内で売買注文をつき合わせて約定、匿名性が高く機関投資家が主たるユーザー)とPTS併せて10%程度でしたが、本稿のグラフを見るとPTSのみで7%程度まで来ているようです。今後も新たな証券会社の参入がみこまれ、どこまで取引所の牙城を侵食するかが注目されます。