読売、日経、ヤフー…メディアで繰り広げられる異種格闘技の未来
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注目のコメント
私も2050年のメディア読みましたが、これホント面白いです。
タイトルから、未来のメディアの生き残り方を想像して買うと、裏切られたと感じる方もおられるようですが。
この30年ぐらいの、新聞とYahooの連携と戦いの歴史本と思って読むと、かなり骨太のドキュメンタリー的に楽しめます。
特に私のようなインターネット老人会のメンバーは、知ってる人もたくさん出てきて実に生々しく読めて楽しいんですが。
過去の歴史を知らない若い方こそ読んでほしいですね。
最初にヤフーに安く記事を配信したのが新聞の終わりの始まりだったと語る新聞社の方は少なくない印象ですが、当時の経緯を赤裸々に読むと、そんな簡単な話ではなく、新聞大手がいかに、イノベーターのジレンマに苦しんできたかがよく分かると思います。
読み終わってやはり気になるのは、これからどうなるか、なんですが。
タイムリーにヤフーとLINEの連携の話とかも出てきてますし、これから30年も色々ありそうな気がしますね。ここ最近の10年間で新聞の部数は約1000万部減り、売上は5645億円減少したという。これは新聞社一社が、まるまるなくなるほどのスケール感を持つ数字だ。
本書はこの四半世紀くらいの間、ネットの力によってどのようにメディアが変貌を遂げたのかという歴史を綴ったものである。なかでも中心的に描かれているのが、読売、日経、Yahoo!の三社。これらの企業で繰り広げられる綱引きは、まさにジャーナリズムの異種格闘技だ。ヤフーニュースはよく見る。
そういえばニュースピクスは全く新しいメディアに見えるけど、よく考えてみれば、ヤフーニュースでコメント欄に匿名のコメントがあるのが実名になったバージョン、てなだけだなぁ。
それプラスオリジナル記事とスタジオで付加価値付けてるのね。