NISA(非課税)からオフショア資産管理口座(非課税)が賢い選択
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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政府は10月16日に、期限付きで導入されていたNISA(少額投資非課税制度)の恒久化を見送る方針を固めました。
NISAは株式や投資信託の売却益や配当・分配金などが非課税になるのがメリットで、年間120万円を上限に5年間まで投資できる制度で、今年6月末時点で1161万口座が開設されております。
しかしながら、期限は2023年末で、2024年からはNISA口座を利用して投資することができなくなります。
非課税制度は富裕層への優遇だという指摘もあって恒久化を見送ったとの報道もありますが、わたくしはそうは思いません。富裕層にとって、年間120万円の非課税枠は対した金額ではなく、優遇にはならないからです。
おそらくNISAを続けるメリットと税収を比較した場合、あまり効果がなかったのでしょう。
そして、 NISA口座を開設した年代でみると、60代以上の方が50%以上を占めており、買付金額においても60歳以上の方が総額の58%を占めております。
恒久化を見送った理由を普通に説明しても、60歳以上の高齢者から反発されると考え、富裕層への優遇をスケープゴートにしたのではないかと思います。