IoTとICTとの違い
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注目のコメント
この記事を書いてる本人も、おそらく実務経験がないんじゃないでしょうか?
あるなら、総務省へのリンクを貼らずともわかりやすく説明できるはず。
IOT、さんざん言われてますが、モノのインターネット。なんじゃそりゃ?
それで意味がわかる人いるの?いないよね。そもそも日本語として怪しい。
ちゃんと説明します。
これまでインターネットは、人が人とやりとりすることをイメージしてました。例えば、あまりなじみがないかもしれませんが、インターネット通信のプロトコル(通信するときに必要な端末間での通信の約束事)には、例としてSMTPやFTPというものがあります。
これは、メッセージ(メール)やファイルの転送のプロトコルですが、このやりとりの両端には人がいました。なので、これまでのインターネットは人がやりとりすることが前提でした。
それと異なりIOTは、機械や装置同士でインターネットをつかってメッセージやファイルの転送などいわゆる通信のやりとりする概念のことです。
ところでインターネットがここまで普及する以前で似たような存在の一つには専用線を使った全銀手順などのデータ通信があります。
え? 機械や装置同士での通信は以前から存在してのなら、なぜ今IOTなの?
当然ですが、インターネットを使いますからインターネットの利便性である手軽さ、低コスト、汎用性、高速性のメリットがあるからです。
例えば、日本全国を走る自動車に端末をつけてリアルタイムでの渋滞情報や事故情報を自動で収集し、自動で搭載車両に配信して迂回路の提案だったり、予定到着時刻の通知などを行ったりということができるようになります。
広く行き渡った通信方式、安価で高速で手軽なインターネットをもっと利用しようというのがIOTの狙いです。
一方、ICTもやはり概念です。直訳すれば「情報通信技術」という訳のわからない言葉です。強いて言えば「技術」、すこし砕けて言えば、コンピュータと通信を使って社会や生活に様々な利便性をもたらすためのシステムを構築する技術あるいは構築できる能力のことです。
今の時代、わざわざIOTなどと声高に言う必要はありません。若い人たちからすれば、ネットは当然の存在ですから。
それよりも、ネットをつかって面白くて便利で社会の役に立つようなことをたくさん考えましょう。仲間の記事だけど、改めてその意味を問われると……IT業界にあふれる様々な横文字たちと付き合っていると、その違いなどを聞かれることが多くなります。
いま一度振り返るためにpickします!