中国アリババ、4兆円突破 独身の日、取引額最高更新
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毎年盛り上がるW11セール。私の友人達もここぞとばかりに爆買いしています。
今年は1分36秒で取引高100億元を突破し、去年の2分5秒を大きく上回りました。
前日の11月10日の夜には、12時まで消費者を飽きさせないために、豪華イベントを生放送します。普段テレビを観ない私も、ついつい最後まで観てしまいました。
今年の日本人出演者は、声優で歌手の花澤香菜さんでした。東京オリンピックのマスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」も出演していました。
今年の取引高は昨年比25.7%増の2684億元（約4兆2千億円）。まだまだ勢いは衰えていない様です。下記を見ると、Alibabaの双11の売上推移は下記のようになっている。
2019は成長率がそんなに下がらず、実額の伸びは過去最大。ちなみに、日本の消費者向けEC市場は2018年に約18兆円。宅配便問題など色々あるが、1日でその1/4弱を販売していると書けば、その規模のすごさが伝わるだろうか。
2013：350億元
2014：571億元（YoY+221億元、+63％）
2015：912億元（YoY+341億元、+60％）
2016：1207億元（YoY+295億元、+32％）
2017：1682億元（YoY+475億元、+39％）
2018：2135億元（YoY+453億元、+27％）
2019：2684億元（YoY+549億元、+26％）
https://36kr.jp/15143/単純計算で中国人国民一人当たり約3,000円の消費。
1日でこの消費額はすごいです。
ちなみに日本でいうと、
ハロウィン市場規模が1,150億円
バレンタイン市場規模が1,260億円
これを足し上げても一人当たり2,000円程度の消費額です。
そして楽天の国内EC流通額が3.4兆円（2018年1〜12月）。
日本企業もうまく越境ECで稼いでいるところがありますね。
インバウンドの恩恵も多分にあると思います。
独身、と言いながらも売れ筋は粉ミルクや紙おむつなど。
レポートがたくさん出ていて興味深いです。
