ウィーワーク、共有オフィスのデスク倍増へ 開設準備進む
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注目のコメント
①が開示された資料。色々経済性とかを考えてみるのに良い資料。
とはいえ、これを見ると「良い投資」に見えるなかで、ソフトバンクG以外に投資をしなかったというところに、色々なギャップがあるのだろう。
スライド12の継続率(解約どころが契約後の増加が多いから100%以上)、スライド13の開業後の稼働率推移、スライド16の基本エコノミクス(リースコストの2~2.5倍くらいで貸し出して、リースコストの半分の営業経費)あたりが分かりやすい。ただ、稼働率8割で黒字化させたいなかで、スライド21・28を見ると平均で8割は継続的に超えてる(Non-matureは8割前後、Matureは9割前後)。
②は上場申請した際の資料(S-1)だが、売上の倍近いコストがかかっている。そこのディシプリンと、実際にその費用を無くした時にどれだけ獲得・継続ができるのかが、実際にどれだけエコノミクスを成立させるかという観点で重要だと思う。
①https://we.co/2CtkESZ
②http://bit.ly/304n2cW
あと、見出しの共有デスクの増加はどういう意味を持つか?一人当たりの専有面積が減ったり体験悪化という点で単価は下落しそう(デスクがないという状況は防げるが)。あと供給は増える。稼働率は下がるように思うが、デスク数の増加で損益分岐稼働率は下がるかもしれない(損益分岐売上は増えるかもしれないが)。開業準備中のデスクを入れると、今の数の倍近くになるとの事。もちろん賃料や宣伝費も掛かるので、デスクの単価や入居率が保てるかが疑問。単純に売り上げが倍になる訳ではなく、止められなかった契約が進んでしまって、供給が倍になってしまうだけ。この状況において、規模拡大を止めたつもりでも止まっていない現実ですね。
上場企業がシェアオフィスへ入居するムーブメントを初めて起こしたのが、WeWork。
シェアオフィス=貧乏 のイメージを払拭した。
オフィスでコミュニティ・サービスを導入し、初めて軌道に乗せたのも、同社。
今後、ネットではフェイク情報が増える。
一層リアル・コミュニケーションが大切になるだろう。