ウィーワーク株主、前CEOや孫氏ら提訴 上場撤回や価値急落で
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注目のコメント
この訴訟一件がどうかということより、この後この種のclass action suitが無数発生する、ということが問題です。
勝てそうかどうかは関係なく、弱みをついてハゲタカのように群がってくるはずです。
クラウレさん、大変ですね。。部外者が言うのは余計なお世話でしょうが、この訴えよりも、SVFのLPやソフトバンクGの株主の心中いかばかりかの方が、よほどクリティカルでしょう。
結果として、ソフトバンクGは自社が運営するSVFが出資した前回ラウンドのバリュエーションの6分の1弱の価格でWe Companyの80%近くの株式を取得しています。ことの成り行き上、他に支援するプレイヤーもいなかったのでしょうが、ソフトバンクGとして80%もの株式を取得できたんだから、孫さん的には成功だったんじゃなかという人も、中にはいます。
一方で、We Companyの今後の事業進捗がより厳しくなるようだと、ソフトバンクG株主の利害よりもSVFの利害を優先していると指摘されかねません。
アクティビスト投資家であれば、喜んでウォッチしたくなる状況なんじゃないでしょうか。
今後、We Companyの事業が上向くにしても悪化するにしても、随分と危ない橋を渡っているなと、改めて感じます。
まぁ事の良し悪しはさて置き、シリコンバレーの起業家も裸足で逃げだす、生粋のリスクテイカーですね。上場計画の撤回による企業価値の急落についてが論点とすると弱い気がします。
上場計画撤回前に資金調達した際に投資家に説明したプロジェクションから撤回時までの期間が極めて短期間であったり、バリュエーション急落の要因が前回プロジェクションからの大幅下方修正であり、前回プロジェクションがバリュエーションをインフレさせるための根拠なきプロジェクションだったと立証されれば可能性はあるのでしょうか。
本件、今後が気になります。