NHKとシャープ、丸めて収納できる重量たった100gの30型4K有機ELディスプレイ
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注目のコメント
Rikiさんのコメントに感謝!
「丸めて収納できること」の価値や応用について、ぱっと想像できないのが正直なところ。こちらもLGも、丸めて収納したり使うときにウィーンと出てきたり、一方で見たいときにパッと電源を付けてすぐみられるように結局は出しっぱなしになる気がする。
でもカッコいいしワクワクするんだよなぁ!そしてモノがあるからこそ、思いもしない応用が出てきたり、それで普及したりするものもある。NHKはNHK技研という研究開発機関を自前で持っている。
毎年、5月頃に開催される技研公開という内覧会は基本、タダで一般人にも公開されており非常に面白い。放送における伝送技術や表示技術、撮影技術などが脈々と開発され毎年公開されているのでどれくらいの勢いで開発が続いているのかもわかる。
昔 6年前、日本にいたときには楽しみに何回か行かせてもらったが8K技術やそれを放送するための設備に関しての研究開発がなされていた。当時はまだパナソニックのプラズマやシャープの液晶で100インチを超える大画面で8Kパネルを試作してみた、というデモやらまだ満足に絵が映らない10インチくらいのローラブル有機ELが展示されていた。
その頃から、目標は100インチの壁掛け有機ELで4K/8K放送対応、だったと思う。オリンピックに間に合いますかねーとか仰っていたが、かなりレベルが上がっていて驚いた。シャープもNHKと一緒にやってたとはね…
放送機器であるとか通信機器はNHKと共同で開発したりする事例は電機大手には多いという理解。NHK自身も国の方針に左右されたりもするようだが、基本的に技術オリエンテッドな開発をしているため、共同で開発する相手としては最も好適な相手ともいえる。
たとえば、ソニーは過去、コンデンサマイクをNHKに売り込んでいるし、その後には電機各社とNHKはVTR研究開発でアライアンスを組んでいたりする。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/1-08.html