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工藤校長がやられていることは、一般企業でもそのまま活用出来ることです。
ただ、ここに書かれていることをそのままやるだけでは、手段によってしまう。
トップが変わり、教員一人一人が変わり、環境が変わるのに3年。
目的をベースにした行動で、根気強くやらないといけませんね。
ビジネスにおいても、顧客、従業員、株主、パートナーなどで構成されるコミュニティを機能させるには、当事者意識が必要ですね。任せっぱなしではWeWorkのようになってしまう。
子供だけではなく、大人も当事者意識を持ち、日本の社会・経済を維持していくために考え、最適化に向けた行動をとっていくべきだと思います。
>与えられるものばかりを求める子どもを育てていて、誰も当事者意識を持たない国になっているわけですから。
「固定概念」、「常識」を超えたところに、本来子供の可能性はあるはずです。それらに当てはめてしまうことは、子供を苦しめて、可能性を奪ってしまう結果になるのに、多くの大人が気づかずそれをやってしまう、、、。この校長先生は、きっとそれらを打破することをされようとしているのでしょうね。子供に権限がない従来型の「大人が与える教育」では、子供自らが「なぜ?」とか「どうして?」を持てずに、一方通行の価値観しか学べない。この校長先生の判断や考え方には、深く共感します。
「子供たちが当事者意識を持てない社会は滅びる」は、正しいです。しかし子供たちにこれを教えると同時に、大人たちもまた、自分たちが社会を作っている「当事者」であることを認識すべきでしょう。
当事者意識を高めるために物事を決定する権限と、創意工夫する権限を預けるという事ですが、ここが変えていく上で一番の難関ではないかと見ています。
生徒に決定する権限を与えて大丈夫なのか、まだ生徒だけで決めていくと失敗するのではないか、そんな不安から権限委譲が進まないケースは多いと思います。
実際には任されれば大人の想像を超えるものを生み出したりするのですが、想定外が生じるので先生側に怖さも生まれます。しかし本質的には大怪我をしない限りは、体育祭も文化祭も失敗して構わないもの。安全に失敗ができる場であるはず。
今の学校は周りの目もあって、皆が仲良く、文化祭も体育祭も合唱コンクールもしっかりしていないといけないという意識が先生にも強いですが、改めてその目的に立ち返りたいです。
これは学校教育でも社会人教育でも同じ。
▼こんな人を増やしてはいけない
・目的わかってないのに実行する
・実行につながらない目的をたてる
目的から実行まで一気通貫で捉えられる思考=リーダーシップだと考えています。
引用>問題は意見の対立が起こったときに、どうやってそれを収束させるのかということ。
ここで大切なのが「そもそも何をやろうとしているのか」という目的意識です。
意見が対立するのは、大抵の場合「手段」にこだわっているからです。ここで「目的」あるいは「最上位のミッション」に立ち返ることができれば、おのずと手段は絞られてきます。
この訓練を子どもの頃からしていると、「もしかしたらこの手段は、本来の目的を損ねるものかもしれない」とか「この手段を取ると、この面ではプラスだけど、こういった副作用もあるから、それを解決する手段を探さなくてはらない」といった話し合いができるようになります。
> 「これは何のためにしているんだろう?」という本来の目的に、絶えず立ち返ること