ブラジル中銀総裁、次回会合での50bpの利下げ示唆
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クレジットの状況見ると、市場の貸し出し金利が高すぎる状況が改善されてないのと、制度金融の貸付が低水準なことに気づきます。
また、雇用・給与面の統計や現地金融レポートなど見ると、米中、米EU間の貿易戦争、米国景気のピーク越え観測など先行き不透明なために、企業が雇用増加に消極的であるようです。
他にも理由があるでしょうが、要するに「経済の体温が低い」のがブラジルの内需が盛り上がらない一因となっているように思います。よってもう50bpの利下げがありうるという発言には納得感があります。
ただ、上記クレジットの状況に戻ると、史上最低水準の金利で消費者向けクレジットの総額の前年同期比は高くなってきていますので、次回のCOPOM会合で一旦利下げは打ち止めになるかな?あってもその次は25bpの利下げがあるくらいかな?と私は思います。