米IBM、バンカメと金融サービス特化のクラウド技術構築
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アメリカだと、カード決済だとPCI DSSに準拠したオペレーションをバックアップしているAWSやazure(マイクロソフト)を使っている企業が多いようですが、銀行はどうなんでしょう?
アメリカの場合、バンカメクラスのメガバンクと、地方だけの銀行ではスケール感が全く違うので、おそらくバンカメは、銀行システムで懇意にしているIBMとこのような形でPreFixすることで、コスト削減が図られるのだと推測できます。
追記
Banking Systemはアメリカは日本と本質的に異なっていて、基本的にパッケージです。チェンさんがリリースをアップしていたのでざっと読みましたが、このクラウトプラットフォームは、想定しているキャパがあって、Bank of Americaの次に入ってくる企業群のキャパが読めるのだと思います。また、クラウド環境自体もかなりパッケージ化されているようですね。
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includes more than 190 API driven, cloud native PaaS services to create new and enhanced cloud-native apps.
となると、汎用性がある部分のコストはBank of Americaは将来想定しうるIBMのクライアントが入る前提でIBMはコスト算出しているものと思われます。この辺りの海外のプロバイダーの発想は、日本のSIerとはかなり違っています。IBM, AWS, Microsoft という巨大なクラウド ベンダー間での競争に、金融界での優位性を印象づけたいという思惑が感じられますね。IBM は強力な営業・コンサルティング基盤を持っており、金融業界での存在感も非常に強いものですので、その強みを活かした戦略かと思います。今後も動きを注視していきたいと思います。