レオパレス通期赤字273億円へ 業績下方修正
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業績悪化に歯止めがかかっていない。2019年9月の入居率は80.07%(前月比▲0.14pt、前年同月比▲8.33pt)と、80%割れ寸前の水準にまで低下している。週内にも公表が予定される10月の入居率が、80%割れとなるか、なんとか踏みとどまるのかに注目
個人でやってる不動産投資オーナーは、たとえ入居率が80%となっても10室中2室が「空き」ぐらいにとらえています。満室稼働ほどではないにしても、採算ラインがよほど高くなっていない限り、10室中8室から賃料が入ってきていればまずまずです。
しかし、サブリース業者の場合は入居率80%となれば危ない。一括借り上げをしていない一般の管理業者の手数料水準が5%程度であるのに対し、オーナーから一括借り上げをする(つまり賃料保証をする)サブリースシステムの手数料水準が20%程度という前提を置いてみれば、入居率80%は単純に考えても業者側の収入が満室稼働の場合と比べて20%減の状態になるわけですから、危機感は自ずとわかりそうなものです。