TSMC、ファーウェイ向け供給を継続へ-米国からの圧力は承知せず
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米中貿易交渉について緩和の期待値が高まる中で、TSMC回りが騒がしい…
下記の言及の真偽は分からないが、Huaweiのチップの製造を行っているのはTSMC。緩和合意しても、チップがなければ最終製品は製造できない。そして半導体の受託製造で圧倒的なのはTSMC。
一方で一昨日は要請あれば米国国防総省向けチップを製造するという報道もあった。
『台湾当局はこれより先、TSMCの2番目の顧客であるファーウェイとの取引停止を迫る圧力をTSMCにかけるよう米政府が要求しているとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を否定した。』
https://newspicks.com/news/4352654Huaweiがアメリカから締め出されたことで、アメリカの通信機器メーカーなど少なからず、影響を受けました。そしてそれが台湾企業に注文が流れる結果止まりました。
ARMもHuaweiとの取引をやめることになっても、TSMCはチップをHuaweiの子会社のHiSiliconへの提供を継続できています。つまりTSMCのデザイン設計能力の高さが、ARMのデザインの代替をすぐに用意できたということです。
禁輸措置がブーメランのように跳ね返って来るのは何もアメリカに限りません。代替技術が確立されれば、二度とビジネスは帰ってこないということを暗に示しているTSMCの自信の表れとも読み取れます。先だってチャイナが台湾の企業と個人に26項目の優遇策を発表してます。
目的は総統選挙で親中派に票が流れるようにと、ファーウェイなどの企業は台湾のファウンドリー(電子部品の製造受託会社)に頼ってますからね。
彼らをつなぎ止めておかないと製品ができませんよ。
ということです。
でもトランプからするとせっかく戦闘機の売却までやっているのにということなんですよね。