Q. アメリカの回転寿司店の売上は1店舗あたりいくら?
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注目のコメント
営業利益: 1.5%
薄利といえばそうだけどアメリカで回転寿司というアウェイな事業でちゃんと利益出して尊敬。
3億売って450万という何かあったら吹き飛ぶ利益だけど中長期で店舗拡大してコストを薄まるといいすね。応援。粗利1.5%。
薄利多売というより薄氷の上に立っている状態。
>食材など原価: 32.7%
日本の飲食店の原価率は業態やジャンルによっても異なりますが、平均33%ぐらいなので、くら寿司USAは標準的。
一方で手間と材料費がかかり、食材の無駄も出やすいレストランや日本料理は40%超えとかでどうしても高めになる。
家族経営の小さな焼き鳥屋がいちばん効率良く、お酒で利益も出る。
飲食店で利益を上げるには、FL比率(売上に占める食材費と人件費の合計の割合)を60%以下に落とす必要があると言われます。
くら寿司USAは、
>食材など原価: 32.7%
>人件費: 31.4%
合計 64.1%
とやや高い。
あの国では人件費を下げることは難しいかもしれない。
あと5%値上げしたら売上にどう影響するのだろうか?
あるいは、日本に比べて寿司ネタの確保が難しく、どうしても原価が上がってしまうのだろうか?
米国の方が人件費が高いので、販売単価とのバランスの問題か?
どのくらいの値段で出しているかはわかりませんが、もう少し単価を上げないと薄利多売の構造から抜け出せないのでは?
今後、不採算店が出てきた時とか、競合が増えたり、飽きられて客足に陰りが出ることも想定すると、あと数%の利益をどこからどうやって絞り出すかを考えておく必要があるのでは?
ちなみに、讃岐うどん屋チェーンの丸亀製麺はベトナムハノイに出店してますが、メニューは300円前後から800円ぐらいと日本と大差ないにも関わらず、現地の若い子たちに人気。
スタバも日本より少し安いだけ。
日本流のラーメン屋もけっこういい値段してます。
ベトナムは平均月収3万円行くか行かないわりに、外食費が高くて日本の3分の一ぐらいですが、それ以上に日本や外資の外食産業は高めのプライシングで勝負できてます。
やはり、飲食店のプライシングは重要。
特に海外展開するときには、そのまま持ち込むのではなく、ビジネスのローカライズやカルチュアライズも必要。