寄付では世界を変えられない3つの理由
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注目のコメント
そうですかね。冒頭「格差の拡大」とありますが、ハンスロスリングの"Factfulness"を読むと、そうではない領域もありますね。
寄付は全体の解決にはならないかもしれませんが、一部の改善にはなっている場合はあります。記事内に出てくるBill and Melinda Gates Foundationは、この20年で途上国の医療、公衆衛生支援で1兆円以上を投じています。ポリオ撲滅にかなり近づくなど、結果も出ています。
「投票では世界を変えられない」と置き換えて考えてみても、寄付への理解が進むかもしれません。
一人ひとりの票がなければ、社会、世界は変えられません。アメリカの寄付の現状関しては、ちょうど面白いデータがあったので解説したところです。宗教母体がある州は、寄付が盛んという結果。ニューヨークやカリフォルニアが多いと思われがちですが、違いました。アメリカにおける慈善&寄付は宗教と密接です。ご参考までに。
https://www.generativitylab.com/entry/2019/11/01/142647大学や芸術など、裕福な国の裕福な機関に寄付は偏っているとの指摘です。首里城再建に大きな寄付が集まるように、どうしても共感できる課題に寄付は行われるもの。知られていない社会課題を発見し、解決に繋げるNPOの役割も重要です。