グーグルのFitbit買収は、ウェアラブルを制する野望の大きな一歩になる
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対Apple Watchに期待している人も多そうですが、そもそもFitbitの商品郡とApple Watchはハードウェアの方向性がまるで異なりますから、Fitbit買収によってApple Watch対抗の商品を、Googleが出しやすくなるのか?と言うと、あまり期待は出来なさそう。もちろんゼロから開発するよりは早いですけどね。
SoCも数年前からWear OS対応のものはほぼ進化しておらず、Qualcommも様子見している印象。
この買収はFitbitとそのユーザーにとっては非常に有り難い方向性ですし、ヘルスケアの収集データがGoogleに活きるのも間違いないと思いますが、Apple Watch対抗のWearOSは、なかなか道は険しいと思います。Fitbitの強みを弱める方向性に行きそう。
とは言え、Googleは、スマートウォッチ系の買収をどんどん進めていると言うことは、単にAppleに対抗したいのではなく、何かしら実現したい未来像があると思いますので、今後、買収先の技術を生かして、どんな商品がでてくるか、楽しみですね。Ambient Computingはマークワイザー氏の提案したUbiquitous Computing, 坂村氏の提唱したHFDSに代表されるように多少コンテクストは違えど将来のビジョンとして未だに根強いですね。
もしこの方向でAlphabet社がサービスの拡張を狙っていくとすると、その動きは当然Wearableだけでなく、Home、Smart Cityとますます広がっていくでしょう。(すでに動きはみえますが・・・)
Wearableにしても素材レベルからグラス、リング、歯とか基本的に全方面にアンテナを張っているはず。
買収は今後も続きそうですね。