東証反落、終値76円安 米中協議の先行き懸念で
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日経平均株価は76円安となっています。
米国株はNYダウが140ドル安と反落、米中協議の進展期待がやや後退したようです。
108円近い円高に進んだことも嫌気して、今朝の東京市場は200円安近く売られて始まりました。
三連休控えであり、また今晩に米雇用統計やISM製造業景気指数を控えることで、買い手控えられました。
ただ一段と売り込む動きも限られ、ジリジリ値戻す展開となりました。
中国の財新PMIが改善し、上海・香港株が上げたことも支えになったようです。
前日決算発表の任天堂やキーエンスが上げた反面、薬品株は軟調でした。
週を通せばわずかに50円高で4週続伸、米S&P500種の3カ月ぶり最高値更新に合わせ、火曜に23000円に突っ掛ける場面までありました。
決算発表は外需製造業の下方修正が目立ち、下期回復期待が剥落です。
来週は国内で決算発表が続くほか、週末がオプションSQで中国の貿易統計も出てきます。
チリAPECがキャンセルされたことで米中首脳会談が「いつ、どこで」あるのかに関心が行きますが、合意期待からのジリ高は続くと観ています。