五輪マラソンは札幌開催 小池知事「合意なき決定」
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注目のコメント
感情論ばかりで契約観念がないよね。
ぜひ内情をご存じの安東ピッカーにも教えて頂きたいが、ネットに上がっている開催都市契約(東京オリンピック)を読むと、4項「競技プログラムの策定」という項に以下のような記述があります
-抜粋-
d) 現時点で本契約にこれと矛盾する規定があるか否かにかかわらず、IOC は、オリンピック憲章に基づき、また、IOC がその単独の裁量にて本大会にとって最も利益になると考えた場合、いかなる時でも、競技、種別および種目に変更を加える権利を留保する。上記第 6 条の規定に基づき、OCOG は、本大会プログラムに関する競技、種別および種目の追加および／または削除を含め、これらの
変更についての全費用を負担するものとする。
-抜粋終了-
OCOGというは大会組織委員会のこと。
契約を読むに、競技開催場所の最終決定権はIOCにあり、また変更その他に関わる費用は組織委員会が持つものと理解できます。
つまり、都が容認するとかしないとか、同意するとかしないとか、そんな権限は都にはなく、IOCが変える！と言えば粛々とIOCの決定に従うのが契約上の道理では？最終決定権を持つIOCに文句言うのは筋違いでは？オリンピックも都市とIOCの契約であり、優先されるものは契約内容でしょ？
この契約書が正しいなら、IOCが行っていることには全く非はなく、IOCに都が文句を言うのは変ではないだろうか。都が文句と請求をたてるべきは大会組織委員会でしょう。大会組織委員会が費用を負担すべしと書いてあるわけだし。
追記
ちなみに契約を解除しても請求権は一切放棄することになっている模様。会社の法務部がみたら即効跳ねられそうな契約では、、、。失望しかない。妥協案の「セレブレーションマラソン」の詳細は不明だが、交通規制などでマイナスの方が大きいのではないか。気持ちを切り替えねばとは思うけど、怒りのやり場がない。
