【体験ルポ】就活サービスで、「運命の会社」に出会えるのか?
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「焼肉」に釣られて以降、2年弱続けた怒涛の就職活動。記事になるとはゆめゆめ思っていませんでしたが、一つのミクロな事例としてご参考になれば幸いです。
学生を惑わせる「サイレントお祈り」、SNSでの「内定先マウンティング」、登録した覚えのないエージェントから次々とかかってくる電話、口コミサイトを片手によなよな書き直したエントリーシート...。実体験に忠実に、「今」の就活をルポにしました。
就活生は何らかの参考に、社会人の方はご自身の就活に思いを馳せながら、ぜひ読み物としてお楽しみください。はるかかなたの自分の就職活動を振り返って言えることは、「運命の会社」などないということ。
「運命の会社」「運命の職種」「運命の仕事」がある人は入る前に決まっています。
数多いサービスや言説に振り回されないことを願います。
「一連の就職活動を通してわかったことがある。それは、言葉を選ばずに言えば就活生は人生の大きな決断をする「個人」である一方で、新卒ビジネスにおける「商品」にすぎないということだ」ニクリーチ、マッチャー、リンク・アイ。自分が知る就職活動に近く、とてもリアルを感じました。私自身もこの数年、SNSを経由して連絡をもらうことも増え、NP経由でお会いした学生さんも多くいます。
学生さんにお伝え出来るとしたら、自分の周りのキッカケに少しだけ飛び込んでみることでしょうか。友人や家族、大学のサークルや部活の先輩等、自分の今いるコミュニティの近くにはきっとキッカケがあります。
就活は確かに楽しいことばかりではないと思うのですが、学生という立場をフル利用して、たくさんの大人に会ってもらうのも、仕事を始めてなかなか得られるものでもありません。
仕事を始めれば、少なからず誰かと一緒につくったり、誰かを巻き込んだりと、就活と同等、それ以上に色々あるかもしれません。
と、こんなことを書きつつ、最後に一言だけ添えると、もし就活で少し疲れたなと思えば、休んだり距離をとったら良いと思います。就活に縛られすぎず、自分の気持ちに正直に。人生100年時代、就活なんぞスタートラインでしかありませんので。