アサヒ飲料、経営課題を解決する“運ばない物流”
コメント
注目のコメント
物流コストの問題からパッカーを利用するのが在る意味効率的でもあったのですが、自社化にコストを割くと言うことは、より物流の自社コントロールを強化するという意味でもあると思います。
もともと、自社化が進んでいる、コカ・コーラ、サントリーを追撃する意味でも、パッカーから自社への傾斜は、より強い意志表明とみることもできます。
現状では、3位のアサヒは、清涼飲料1位のコカ・コーラの半分以下、2位のサントリーにも6割程度という市場占有率では、ガチンコ勝負になりません。いずれにしても、4位以下メーカーとの合従連衡を見据えたうえでの、工場新設ということになるのでしょうね。地産地消(「運ばない物流」)は当然です。
アサヒ飲料のような取り組みは、すべての飲料メーカーが日々行っています。丸山さんのコメントと併せてご覧いただきたい(有難うございます!)。
下記は2018年の物流に関する国交省の資料でまとまっている。ポイントとしては以下。
①小口多頻度化が進んでいる(スライド4)
②しかし長期で売上高物流コスト比率は減少後横這い(スライド4)→小口多頻度化やエネルギー価格も上がるなかで物流企業の経営環境悪化要因
③トラックの積載効率は実際は40%ほどで、ジワジワ低下(スライド5)
http://www.mlit.go.jp/common/001258392.pdf