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TikTokのBytedanceが来年の1QにHKSEに上場だそうです。
こちらのCNBCの記事が参考になりました。
https://www.cnbc.com/2019/09/30/tiktok-owner-bytedances-first-half-revenue-better-than-expected-at-over-7-billion-sources.html

Bytedanceは2018年の売上がおよそ$7.2bn(≒7,800億円)で、今年は1200億元(≒1兆8,500億円)を予想しており、利益では6月には黒字達成、今年の下半期全体も黒字化見込みとのこと。
それにしても売上成長がすさまじいですね。

バリュエーションとしては、2018年の秋のファンドレイズでSBG(Softbank Vision Fund)、KKR、General Atlanticらから調達し、$78bnにまで来ています。

HKの状況は皆さんご存じの通りで、シンガポール等へ資本流出も起きているとの報道もありますが(下記記事)、果たして。。。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-03/PYS5MP6S972A01
中国国内では、tiktokのプロモーションを活用して無茶苦茶商品売ってるローカルメーカーがどんどん出てきているので、今は利益率が低いですがポテンシャルは非常に高いかなと思ってます。
ここからさらに跳ねるかは、日本含めた外国において、若者メインから幅広い年齢層まで使ってくれるアプリにできるか?というのが大きなポイントになりそうです。
TikTokの財務状況は良く知らないのですが、あと半年IPO待てないのですかね?
今は、香港も決して安定しているとは言い難いです。
アメリカでは、来年の春を越えれば、完全に大統領選挙モードです。

強まる米国の反発を最小限に抑えるため、バイトダンスは米ニュースフィード事業「トップバズ」の売却を計画していると関係者は話した。

共和党、民主党共にTikTokを警戒しているとしても、政権の方針は変わって来ます。共和党トランプ政権への対応が、来年後半も機能する保証はありません。
バイトダンスが来年1-3月に香港でIPOへ。2018年の売上7,800億円、今年は1兆8,500億円を予想。黒字化も達成している。ビジョンファンド投資時のバリューが760億ドル。米中対決が激しくなるなかTikTokはBanされるリスクは大いにあるので海外での事業は折り込みづらい中、市場がどう評価するか。ビジョンファンドにとっては大きなイベント
バイトダンスが2020年1−3月に香港上場との報道。先日プライベートの資金調達の観測(企業価値想定700-750億ドル)が出ていたばかり。若いユーザを抱えるメディアはストーリーが描きやすいので、楽しみです。
ついに来ましたね、時価総額8兆円と言われている急成長企業バイトダンスの上場。古巣のGoogleからも人を勢いよく採用していてそろそろ来るかなと思っていました。
米中貿易戦争の影響もあり、香港での上場の様ですが、Airbnbと並んでWeworkショックの次の2020年のテクノロジー企業景気の試金石になるでしょう。
黒字化も見えていて、うまくいけば10兆円もあり得ますが、市況に左右されるため、なんとも言えません。

ちょうど先程もアメリカの空港に降り立つと、若者がゲートの前でティックトックの撮影で踊ってました。
この爆発的な流行を感じたことがない方はこちらをご覧ください。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49716180S9A910C1000000/
中国版TikTokのDouyinの広告などが大きいとのことでしたが、それでも中国国内での売上の比率が高く、中国経済に何かあれば一気に吹っ飛ぶ危険性もあるぁ、と。加えて現在TikTokは米国で国家安全保障上のリスク、と調査されてる最中ですし。とにかくこの数年での伸びが凄まじい。
IPOは悪手。ビジネスモデル的に広告と相性悪く(サクサクで動画を見られるのがコア価値のため、YouTube広告のように流れをとぎるものは致命的)、単体での利益率は低かったはずだから。
むしろビッグプラットフォーマーに買ってもらった方が。ただ中国系だからGAFAは全滅か
"強まる米国の反発を最小限に抑えるため、バイトダンスは米ニュースフィード事業「トップバズ」の売却を計画"
トップバズはヤバイと思います。無料動画を見るだけで凄まじい情報抜き取りを要求。著作権も無視。そりゃアメリカも怒ります