ファナック、通期見通しを下方修正 米中貿易摩擦など響く
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第二四半期は、計画より良かったようですが、通期計画は下方修正。利益の底打ちは先送りになった印象です。
企業は慎重な見通しを出しているのですが、市場は楽観的。このギャップの行方、少し気になります。ファナックさんは中国景気が始まった頃に進出にだいぶ慎重だったところから、近年になって急拡大したという印象があります。
このときファナック自身の投資が遅れたぶんが、今になって償却費として重荷になっている側面もあるのかな?と想像が膨らみます。
とはいえそれでも営業利益率は13%の後半。
投資家目線で大きな変動は不安かもしれませんが、業界から見て「イヤになるくらい強い」圧倒的地位は相変わらずです。